たまに出会うんだけど
『〇〇しないなら、もう呼ばない』

と、言い出すお客様がいらっしゃる。

○○をしてくれない。
って物凄く大事なことだけど
何かを条件にして
自分の要求を通そうとする
そのやり方に応じてしまうと
『悪い意味での成功体験』
になってしまう。


何が問題かって
今後の関係構築や交渉すべてが
お客様の（悪い意味での）
成功体験を基本にしたものになる。


お客様は私達の立場をよく見ているから
予約がなくて焦ってる人に
『客は俺しかいないだろ？〇〇しないならもう呼ばないよ』

だし

逆にランキングに入っていたりすると
『俺と付き合えば楽できるよ。その代わり…』

といった具合に

お客様は狙ってやってるから
応じてしまうキャストもいる。

そうなるとお客様は
『あかりはやってくれたよ』と
引き合いに出してくるようになるし
キャスト側も
『あかりがやっているんなら』と
私に確認せず
判断が鈍ってしまう場合もある。

ただ一貫して言えるのは
お客様の悪しき成功体験に基づく
関係構築や交渉は
キャスト側には不利益だということ。

ブレない。
ほんと、大事。

股

性風俗を利用する方々の思考は
「合うか合わないかのギャンブルも含めての遊び」
から
「できる限り想像通りの女性と、損をしない遊びをしたい」に
変わったように感じてる。


これを「客はわがままだ」とマイナスに捉えるか？「自分からの営業手腕なのでチャンスがある」とプラスに捉えるかは自分次第だな。と、ここ最近、強く思う。


おもむろに
「どのくらい気持ちよくしてくれますか？」
「どんなことしてくれますか？」
って言う質問。

私は愚問だと思うんですが……

答えましょう。ここで(笑)

「気持ち良いことしたいなら、惚れた相手と致すことです。それが、1番ですよ。」

デリで行われる全てのことは
時間の制限があり
擬似。
ぶっちゃけ、プレイ代(お金)もかかる。


惚れた相手ならば
前戯や愛撫の下手も愛が上回る。


そんな野暮なことをなぜ聞くのか？

それは
消費者心理で損をしたくないから。

また、私達キャスト側も
近年は質が落ちてきていると言うから
損をしたくない心理は
仕方ないのかもしれない。


てなわけで
芯からの（魂の）気持ちよさを
味わいたいなら
惚れた相手と致すことだし
私と気持ち良いことをしたいなら
過去の日記を読んでくれたら
大抵のことは分かると思います。


事実
私の全てのいやらしさを持って挑んでも
イカせられなかった方も
いらっしゃいますからね。


それでもなお
聞いてくるなら
対応しませんし、もうね…
あんまり言いたかないけど
無料で転がっている
好きなカテゴリのエロ動画や
刺さる画像を見て
オナニーするとタダなんですよ。




じゃ、股。

「風俗で働くことが嫌だったら
とっとと辞めろ」
っていう人がいるけど

そもそもね
どんな仕事についている人であっても
不満はあるし(私なんか、昼職の愚痴なんて溜め込み過ぎて具合が悪くなるくらいの量がある)

仮に私が宝くじの一等前後賞を当てて
大金が手に入ったら
その昼職の仕事はすぐ辞めてるでしょうね。

ここで「ん？」と思った方は
最後までお読みください。

嫌な仕事を続けてるのは
男女問わず金の問題なのであって
性風俗のキャストだけが
不満たらたらなわけではない。

仮に、一生働かないで
生活出来るくらいの貯蓄があれば
私だったら
それが大きく目減りしない程度で
少しの稼ぎを得る程度で
働く生活を選択すると思います。

全くの無職は
生きがいすらなくなるし
社会参画の観点から
孤立してしまうことが想像出来るので
無職はしません。

その程度での仕事……
ってなれば桜さんで
本指名さまのみの接客で過ごしますね。
私の性欲が枯れるまで(笑)


嫌な仕事を続けているのは
私から見たらやはり
金のため
人生経験の積み上げのため
だけだと思います。

なんだかんだ言って
昼職もデリヘルも楽しい。

では、股。